種別 :赤ワイン
地域 :フランス / ボルドー / メドック
素材 :カベルネ・ソーヴィニヨン 70% / メルロー 25% / プティ・ヴェルド 5%
生産者:シャトー シャス・スプリーン(Ch. Chasse-Spleen)
品名 :シャトー シャス・スプリーン(Ch. Chasse-Spleen)
年度 : 1995
使用グラス:
リーデル社 スーパーレッジェーロ(ハンドメイド) ボルドー・グランクリュ
ヴィヌムXL カベルネ・ソーヴィニョン
抜栓後しばらく置いてから飲み始め。ヴィヌムでの一口目はバランスの良さとカシスのような果実味、枯れた草のような香りは出るものの、全体的に薄く感じ、少しピークアウトしたかな?という印象。香りの立ち上がりが遅く、美味しいがそれ以上に追えない印象。
スーパーレッジェーロに切り替えると、とにかくきめ細かな質感が最初に出てくる。後味にすこしリコリスの様な甘み。カベルネが多い割にはメルローの持つやさしさ、ふくよかさの方が残る。
2024年45本目はワイン会用の垂直でシャスの95と09の飲み比べ。そもそも、シャスは好きなので結構な本数の所有があり、80年代後半から良いと言われた年は間違いなく飲んでいるワインでもある。
先に試した95は、さすがに30年近く経っているだけあり若さやパンチには欠けるが、しっとりとした、そして柔らかく飲みやすい液体。少しきちんと熟成させたブルネッロ・ディ・モンタルチーノにも通じる、最初のパンチを殺して中の旨味をきちんと引き出した感じ。
ただ、少しピークを過ぎていた可能性もあって、ヴィヌムXLでは薄味、水っぽさを感じる点もあり。なかなかワインは難しい。
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