種別 :ジン
地域 :オランダ / スキーダム
生産者:ハーマン ヤンセン(Herman Jansen)
品名 :ボビーズジン 5年 エディション(Bobby’s Gin 5YO Edition)
年度 :2019年発売
使用グラス:
リーデル社 ソムリエ アペリティフ
最初にスニフターで香りをとると、強烈なアルコールの中にスパイス、ジュニパーベリーはほんのり程度。飲むとアルコール感はむしろ弱く、とにかく柔らかく、非常にきめ細かな口当たり。ジュニパーベリーではなく、コリアンダーのようなスパイス感がまず出てくる。そこから、グレープフルーツのような苦み、木質の渋みがほんのり顔を出し、レモンのような爽やかさが残る。麦のような甘みもあり、ジンとは思えないほど深い味わい。
長野屋さんの厚岸とのお任せセットで「マニアックなハードリカー(意訳)」をリクエストした結果。このクラスのジンは基本的にあんまり購入しないのでとても良い機会。
ジンは我が祖国英国を代表するスピリッツの一つだが、発祥はオランダと言われ、これは正にその発祥の地、スキーダムで作られた一本だそう。ベースが麦を蒸留したものらしく、グレーンウイスキーのような甘みもしっかりある。
普段のジンとかなり味わいは違い、また、ジュニパーベリーも弱いのでジンと呼んでいいのかは謎だが、スピリッツとしてはとても旨い。
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