種別 :白ワイン
地域 :フランス/ブルゴーニュ
素材 :シャルドネ 100%
生産者:メゾン ルロワ(Leroy)
品名 :コトー・ブルギニヨン(Coteaux Bourguignons)
年度 :2019
使用グラス:
リーデル社 スーパーレッジェーロ(マシンメイド) シャルドネ
雑味のない、余韻を一切邪魔しない酸の効いた後味。余韻には蜜のような甘みといかにも白ブドウという果実感。樽感はあまりないが、飲みごたえはとてもしっかりで、熟成感がないわけではない。一口目はミネラルっぽさと酸が少しぶつかる感じもするが、数分でこなれてきて全体的に柔らかく、少し粘りが出てるのではないかと錯覚するほど口の中に昆布のような旨味が残る。
2024年9本目はルロワを。元々ルロワの印象は「美味しいけど不当に高価」だったのだが、エントリークラスのメゾン・ルロワを飲むと、「不当に高価」と思っていた部分よりも「美味しい」の部分の方が圧倒的に勝るようになり、また、他のブルゴーニュの高騰もあって、特に高価というわけでもなくなったため、現在は単一のブランドとしてはおそらくもっともセラーに入っているワインになっている。
特にテーブルワインの白は5,500円でシャルドネの柔らかさ、余韻、ミネラル感がどれもバランスよく味わえて、入門用ブルゴーニュの白としてはこれ以上ないほどにマイルストーンとして魅力的だと思う。また、感想も後味から書き始めるくらい、飲んだ後がとても印象に残る、おいしいワイン。
と、ベタ褒めしておいて、2023年の値上げで定価が倍の11,000円となったので、今後はないかなと…
コメントを残す