Baker’s 2012-02 7-Yrs 10-Mos

種別 :バーボンウイスキー
地域 :アメリカ/ケンタッキー
生産者:ジム・ビーム
品名 :ベイカーズ
年度 :2012年2月蒸留・7年10ヶ月熟成

使用グラス:
 リーデル社 リーデルバー ロックグラス

ジム・ビームには有名なクラフトが四種類、ブッカーズ、ベイカーズ、ノブクリーク、ベイゼル・ヘイデン。とにかくストレートな究極を目指したブッカーズ、長熟(と言っても9年)のノブクリーク、80プルーフと軽いベイゼル…あれ?ベイカーズって何??
ジム・ビームの貯蔵庫の中で上の方二段のみの樽を使用するので、年数の割に熟成感が強く、樽の影響も強く受けるのがベイカーズ。なので、味わいは濃いめ。クラフト四種全てに言えることだが、どれもアルコール度数が強い割には、アルコール感の殺し方が絶妙。ベイカーズも107プルーフ=53.5度なのでシングルモルトのカスクストレングスばりには強いが、突き刺すようなアルコール感はない。むしろ、ロックにして少し氷が溶けた程度では余韻が逃げない。樽の香りも手伝って飲みごたえがゆっくりと続く。バーボンらしい甘味ももちろんあるが、それよりも木質感の方が強い。

しかしまぁ、なんでバーボンってこうなんだろうね。スモールバッチだったりシングルバレルだったりするので当たり外れがあって。その中ではベイカーズは比較的ぶれがすくない(フォアローゼスのシングルバレルはボトルによって完全に別物)ので安心して買える。
元々はブッカーズと同じようなロウ止めのボトルだったんだけど、デザインが新しくなった。元のボトルも好きだったけど、これはこれで分かりやすくて良いと思う。


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