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Obuse Winery Sogga pere et fils Tirage Rate
種別 :発泡性ワイン(ロゼ)地域 :日本/長野素材 :公開されず生産者:小布施ワイナリー品名 :ティラージュ ラテ(Tirage Rate)年度 : 2023発売 使用グラス: リーデル社 ウイングス シャンパーニュ ガス圧が弱かったらしく、瓶詰失敗=ティラージュ・ラテという名前で出てきた一本。色は美しい赤。こんなに綺麗なロゼは久々。泡はアタックこそあるもののすぐに消えていくので確かにガス圧は弱いらしい。最初から最後までワイルドベリーの様な濃い果実味があり、ノンドゼとは思えないほど甘みを感じる。余韻にも果実らしい酸味と白葡萄の旨みある甘み。 2024年27本目は日本のワイナリーで応援している二ヶ所のうちの品質が安定してる方、小布施ワイナリー(安定しないけど挑戦者精神旺盛でついつい応援しちゃうのが愛知のアズアズ)。実は小布施、寝かせても美味しいワインが多いので買って比較的すぐに飲むのは珍しいのだが、今回は作り手曰く「失敗作」らしいのでサクサクと。やっぱり裏切らないんだよなぁ…ちなみに、小布施にはまった最初のワインもロゼ・スパークリング。
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Tomatin Cu Bocan Signiture
種別 :シングルモルトウイスキー地域 :スコットランド/ハイランド生産者:トマーティン品名 :ク・ボカン シグネチャー年度 :8YO+ 使用グラス: バカラ社 アリック・レヴィ スピン タンブラー トマーティンで1ケ月だけ限定的に作られるピーテッドウイスキー、ク・ボカン。15ppmなのでライト・ミディアムピーティッドだが、数字よりもピートは強く感じる(もちろん、35ppmオーバーのビーテッドほどではない)。一滴加水して飲むのも良いが、ハイボールでもきちんと耐えられるだけの味の強さ、香りの豊潤さがあるので、今回は長濱蒸留所監修の強炭酸水で割って。ク・ボカンは樽の使い方が特徴的で、このスタンダードなシグニチャーはバーボンカスク+オロロソシェリー+北米産オークの新樽の三種類をバッティングしている。(ほかに限定もので焼酎カスクなどもある)ただ、ハイボールにするといずれの特徴も強くはなく、あえて言えば、おそらく新樽と思われる香りが心地よく余韻として残る。ストレートの場合はバーボン由来の甘み、チャーされたと思われるスモーキーさがピートの香りと混ざる。 個人的に大好きな一本で、ストックに数本おいてあるほど。実は元々のボトルのデザインが(魔犬ク・ボカンがデザインされている)好きで、その中でも年度限定ボトルがデザイン、味共に恐ろしく好みだったため、今でも飲んでいる一本。(1988年とかが最高だった)市場価格は5,000円弱だが、その値段で買えるのもそろそろ限界かもしれない。
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Baker’s 2012-02 7-Yrs 10-Mos
種別 :バーボンウイスキー地域 :アメリカ/ケンタッキー生産者:ジム・ビーム品名 :ベイカーズ年度 :2012年2月蒸留・7年10ヶ月熟成 使用グラス: リーデル社 リーデルバー ロックグラス ジム・ビームには有名なクラフトが四種類、ブッカーズ、ベイカーズ、ノブクリーク、ベイゼル・ヘイデン。とにかくストレートな究極を目指したブッカーズ、長熟(と言っても9年)のノブクリーク、80プルーフと軽いベイゼル…あれ?ベイカーズって何??ジム・ビームの貯蔵庫の中で上の方二段のみの樽を使用するので、年数の割に熟成感が強く、樽の影響も強く受けるのがベイカーズ。なので、味わいは濃いめ。クラフト四種全てに言えることだが、どれもアルコール度数が強い割には、アルコール感の殺し方が絶妙。ベイカーズも107プルーフ=53.5度なのでシングルモルトのカスクストレングスばりには強いが、突き刺すようなアルコール感はない。むしろ、ロックにして少し氷が溶けた程度では余韻が逃げない。樽の香りも手伝って飲みごたえがゆっくりと続く。バーボンらしい甘味ももちろんあるが、それよりも木質感の方が強い。 しかしまぁ、なんでバーボンってこうなんだろうね。スモールバッチだったりシングルバレルだったりするので当たり外れがあって。その中ではベイカーズは比較的ぶれがすくない(フォアローゼスのシングルバレルはボトルによって完全に別物)ので安心して買える。元々はブッカーズと同じようなロウ止めのボトルだったんだけど、デザインが新しくなった。元のボトルも好きだったけど、これはこれで分かりやすくて良いと思う。
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Kavalan Distillery Select No.1
種別 :シングルモルトウイスキー地域 :台湾 / 宜蘭生産者:カバラン品名 :ディスティラリー セレクト No1年度 :NV 使用グラス: リーデル社 ヴィノム シングルモルト 台湾を飲んで応援。台湾ウイスキーの雄、カバランを自宅で。入手した理由はまぁ…おいておいて。カバランの最もスタンダードなボトル。甘い樽でフィニッシュするものが多いからか、甘みのあるものが多いカバランだが、こちらも例に漏れず。キャラメルの様な甘み、フルーツの様な華やかな香り、価格を考えれば好き嫌いは出るものの、美味しいウイスキーである。ただ、ソリストシリーズの様な余韻はない。 台湾は温暖な気候なので熟成が早く、短期熟成でもそこそこ熟成感が出るらしい(その代わり、天使の分け前もガッツリ持っていかれるとか)。スタンダードなこちらも、結構しっかりとアルコールの角は取れていて飲みやすい。甘いウイスキーが好きならアリだと思うが、せっかくならもっとしっかりとオロロソシェリーカスクの様なガッツリしたところに行きたい。ちなみに、2024年3月から(だったかな?)公式価格を値下げしてきて、他のウイスキーが概ね値上げが止まらない中、コストパフォーマンスという点ではかなり有利に。
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Kilchoman Machir Bay
種別 :シングルモルトウイスキー地域 :スコットランド / アイラ生産者:キルホーマン品名 :マキヤーベイ年度 :NV 使用グラス: リーデル社 スーパーレッジェーロ マシンメイド スピリッツ 50ppmのピーテッドを主にバーボンカスクで熟成させたシングルモルト。甘めのバーボンカスクの影響か、ピートは数値ほどには強くは感じられない。もっとも甘みもそこまで強くはなく、熟成感もほぼない。ちなみにアードベグ10年で55ppm、ラガヴーリン16年やカリラ12年は40ppm弱と言われているので相当にヘビーピーテッドのはずだが、15ppm程度のトマーティン ク・ボカンの方が飲みごたえ的には勝っているとも思えるほど。一般的には熟成が長くなれば長くなるほどピートの「臭さ」は柔らかくなるとも言われるが、先にも書いた通り、熟成感があるわけでもないので、本当に「謎」である。とはいえ、美味しくないわけではなく、煙たさと甘さのバランスは非常によく取れている。まぁ、この価格帯で敢えて買うかと言われると…
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John Walker & Sons X.R Aged 21 Years
種別 :ブレンデッドモルトウイスキー地域 :英国生産者:ジョン ウォーカー アンド サンズ品名 :X.R年度 :21YO 使用グラス: リーデル社 スーパーレッジェーロ マシンメイド スピリッツ いわゆる「ジョニー・ウォーカー」の一般的ではないラインの商品。21年もの以上の原酒のみが使われ、グレーンではポートダンダス、モルトではブローラを含むかなり貴重なものも含まれる。そもそもジョニー・ウォーカーはいずれも価格の割に完成度が高いのだが、その中でもこのXRは特に余韻という点で素晴らしく、甘さの後に旨みがじっくりと残る。口当たりもとても柔らかく、すいすいと飲めてしまう。個人的にはブルーよりもこちらの方が好きで、ストックをしているのもこちら。
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Cosse et Maisonneue Le Sid 2015
種別 :赤ワイン地域 :フランス / カオール素材 :マルベック / メルロー / タナ生産者:コッセ エ メゾーネ(Cosse et Maisonneue)品名 :ル シッド(Le Sid)年度 : 2015 使用グラス: リーデル社 ヴィヌムXL シラー カオールなのでマルベック70%以上の「濃い」赤ワイン。比較的高い温度で飲み始めたため、口当たりはかなり柔らかく、そこにベリーのような香り、適度な酸。余韻に比較的強い煙っぽさと舌のよこ辺りに残るタンニン。空気に触れる時間が長くなりすぎると、この煙っぽさが少し強くなりすぎる。 2024年26本目はカオールの赤。20年近く前に日本でオンライン購入したカオールが値段の割に悲惨だったので避けてたエリアでもある。ちなみに購入当時1本6,000円、モエが3,000円台、ドンペリが10,000円せず、赤ワインで言えばランシュ・ムーサが4,000円台、パヴィヨン・ルージュも4桁だった、そんな時代の“凡庸な”6,000円のワインである。さて、今回のワインは友人から送られたもの。焼肉に負けないだろうと選んだ1本だが、力強く、なかなかにいい組み合わせだった。口当たりは出来の良いポムロールのメルロのように柔らかいが、飲みごたえはもっと強い。日本国内で気軽に手に入らないのは残念。
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Paul Dangin et Fils Joseph Desprois Blanc de Noirs
種別 :発泡性ワイン(白)地域 :フランス/シャンパーニュ素材 :ピノ・ノワール 100%生産者:ポール ダンジェン エ フィス(Paul Dangin et Fils)品名 :ジョセフ デプロワ ブラン ド ノワール(Joseph Desprois Blanc de Noirs)年度 : NV 使用グラス: リーデル社 ウイングス シャンパーニュ 泡は比較的強く、冷やした状態では清涼感と若干の酸味。空気に触れさせると、白桃のような甘み、ナッツの香ばしさ、シャンパーニュの持つイースト感が顔を出す。また、ブラン・ノワールらしい重厚さには欠けるが、表情は豊。また、元々の泡が強いため、かなりしっかりとスワリングしても泡は保持される。余韻は少し強めのリンゴのような酸味。 2024年25本目は…まぁ、見る人が見たら一発で分かる「ヤツ」。そう、成城石井のスパークリングくじに良く入っている子だ。ちなみに、最近の成城石井スパークリングくじはブランドノワールが本数入ってる気がする。まぁ、こいつかデュロかなのだが。あれ?見覚えがあるな、この文章。安いスパークリングは細いシャンパングラスでぐぐっと飲むと幸せになれるというが、こいつに関しては、逆にクープ形状の、空気に触れやすいグラスで、かなり晒してから飲むと甘みやブドウの旨味がしっかりと出てくる。もし、フルート系のシャンパングラスしかない場合には大きめのボルドーグラスで飲むか、場合によってはデキャンタージュしても良い。
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Laurelwood Pinot Noir 2018
種別 :赤ワイン地域 :アメリカ / オレゴン素材 :ピノ・ノワール生産者:ローレルウッド(Laurelwood)品名 :ピノ・ノワール(Pinot Noir)年度 :2018 使用グラス: リーデル社 パフォーマンス ピノ・ノワール 冷やしすぎた状態で抜栓したため、抜栓直後は香りが薄く硬い印象。しばらく室温に戻しても香りはそれほど強くはないが硬さは取れ、少し甘みのあるベリーの感覚が出てくる。アルコールが柔らかいためとても飲みやすいが、恐らく樽熟されており、シダーなどの木の感触もあり、飲みごたえもある。 2024年24本目は恐らくカルディで購入された一本。セラーではなく冷蔵庫に入れていたため、開けたては冷たすぎてしばらく待ってから飲んだが、安いワインの割に飲みごたえもあり、アルコール感も柔らかく、十分に楽しめた。こういうのがあるから、安いワインってバカにできないんですよね。
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James B. Beam Basil Hayden
種別 :バーボンウイスキー地域 :アメリカ/ケンタッキー生産者:ジムビーム蒸留所品名 :ベイゼル ヘイデン年度 :8YO+ 使用グラス: リーデル社 リーデルバー ロックグラス ジムビームのクラフトバーボン。そういう意味ではブッカーズと同じ系譜だが、アルコール度数の高いブッカーズと異なり、わずか40度の軽い一本。味わいも軽く、ほんのりとした麦の香りがする程度。正直に言えば、旨みも甘みもほとんどない。何年か前に飲んだ時は、もっと柑橘のようなフレッシュな後味や、グレーン特有の甘みを感じたのだが、今回のは正直、良さが全く分からない。 後日、コニャックグラス・ストレートで飲んだところ、若干の甘み、フレッシュさが顔を出してきたが、やはり薄味な気がする。
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KAVALAN Solist Oloroso Sherry Oak
種別 :シングルモルトウイスキー地域 :台湾 / 宜蘭生産者:カバラン品名 :ソリスト オロロソ シェリー オーク年度 :NV 使用グラス: リーデル社 ゴー・ウィズ・オー (名古屋限定) 台湾を飲んで応援。台湾ウイスキーの雄、カバランを出先で。54%だけあって、最初はガッと攻めるようにアルコールが来るが、その後すぐに柔らかい香りが口の中に広がる。深く甘いシェリーの香りと旨みが抜け、しっかりと余韻が残る。正直、かなりシェリーが強いので好き嫌いは分かれるが、個人的にはかなり好み。 荷物の関係でフルボトルを増やしたくなく、とりあえず飲もうと買ったミニボトル。というか、出してくるかね、こういうミニボトルを、店員も…。というわけで、ホテルに戻って楽しんだのだが、中々幸せになれる甘み系の一杯。これは普通にボトルで買おう…。
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Veuve Ambal Benjamin Truffer Blanc de Blancs Brut
種別 :発泡性ワイン(白)地域 :フランス素材 :ユニ・ブラン / コロンバール生産者:ヴーヴ・アンバル(Veuve Ambal)品名 :ベンジャミン・トゥルフェール ブランドブラン ブリュット(Benjamin Truffer Blanc de Blancs Brut)年度 : NV 使用グラス: リーデル社 ヴィノム キュヴェ・プレスティージュ 水のように飲める。ほのかなブドウの酸味、イースト感。余韻はほぼない。旨みもほぼない。ただ、泡の感触は比較的しっかりだが刺すような強さもなく心地よい。褒められるところがあってよかった。 2024年23本目はヴァン・ムスー。つまり、スパークリング。以上。いや、それ以上に語りたくならないんだよ、これ…それくらい久々のハズレワイン。ただ、こいつに関してはそもそも購入した経緯が不明(恐らくワインくじかまとめ売りなのだが)な上、保管状況も完全にセラーだったと断定できないので、良い状態なら評価のしようもあるのかもしれない。 ところで、このブドウの組み合わせって、どう考えてもブランデーな件。
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Bruichladdich Micro-Provenance Japan Exclusive single cask 2.0
種別 :シングルモルトウイスキー地域 :スコットランド / アイラ生産者:ブルックラディ品名 :マイクロ プロヴィナンス 日本限定 2.0年度 :12YO(2010年蒸留) 使用グラス: リーデル社 オー コニャック ブルックラディのオフィシャルシングルカスクシリーズ、MP。アイラの麦をリベラ・デル・ドゥエロの樽で熟成したもの。カスクストレングスで63.4度という強さ。これだけ強いと若干加水しても全く薄まる感じはなく、むしろ香りが強烈に広がり、後味も芳醇になる。テンプラニーリョ由来と思われるダークチェリーやベリーのような芳醇な果実味が口腔内を満たしていく、本当に旨みの強い一本。 なぜ手に入ってしまったのかは、ちょっと自分でもよく分からない。手に入ってしまったものは手に入ってしまったのだ。さて、リベラ・デル・ドゥエロ、昨年一本だけ飲んでいて、それが昨年飲んだワインの中でも5本の指に入るのではないかと思えるほど美味しかったアリオンの2015。これ、とにかく芳醇、適度な樽の香り、そしてチェリーのような果実味。そのイメージがあるからかもしれないが、微加水すると、その果実味の部分が惜しみなく出てくる感じがする。旨い…
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Five XP Xtra Pure
種別 :ブランデー地域 :ドイツ / ラインガウ生産者:ファイブ エックスピー(Five XP)品名 :エクストラ ピュア(Xtra Pure)年度 :6YO 使用グラス: リーデル社 オー コニャック シンガポールのFIVE XP社がラインガウのリースリングから作ったブランデー。ユニ・ブランではなくリースリング、アルコール度数は38度と弱め。オーク樽で6年間熟成。アルコール感が柔らかい、飲みやすいハードリカー…というものの、実際にアルコール度数も低いので当然か。余韻もあまりなく、葡萄の旨みは感じるが、特に美味しいという感じは少ない。どちらかと言うとリースリングよりもミュスカデのような爽やかな感じの方が強く、食中酒として飲める様な軽さである。それでも評価できるのは、これがビックカメラで7,000円弱だったからで、間違っても定価で購入してはいけない。間違っても定価で購入してはいけない。いや、冷静に考えれば500mlなので7,000円でも高い気がしてきた。
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Pol Roger Rich Demi Sec
種別 :発泡性ワイン(白)地域 :フランス/シャンパーニュ素材 :ピノ・ノワール 33%/ピノ・ムニエ 33%/シャルドネ 33%生産者:ポル・ロジェ(Pol Roger)品名 :リッチ ドゥミ・セック(Rich Demi Sec)年度 : NV 使用グラス: リーデル社 ウイングス シャンパーニュ 抜栓したては桃のリキュールのようなベトっとした甘み。少し置くと、きちんとブドウうまみが出てきて、そこから白桃のような甘み、適度に心地よい酸が入ってくる。泡が柔らかく、甘口に期待される感触をきちんと支えてくれる。余韻もとてもふくよかで、ゆっくりと飲むのにとても適した一杯。 2024年22本目は甘口シャンパーニュ。ここ最近飲んだドゥミ・セックはドゥーツの2015、ルイロデのカルトブランシュ、モエのネクター…あと、何かあった気もするが…その中で美味しいと言えたのは圧倒的なブドウ感と蜂蜜のような糖のドゥーツ位。実はむしろ超熟のシャンパーニュが持つ、ドサージュに頼らない蜜のような甘みなんだと、自分の趣味がようやく分かってきたところ。その中で、ポル・ロジェはルイロデ、モエに較べればかなり甘さ控えめだが、バランスがとても良く、また圧倒的に余韻が長い。お休みの日の午前に甘いものと一緒に飲むならお勧めできる一本。